生卵、半熟卵はアレルギーや食中毒などで注意が必要な食材です。
赤ちゃんの離乳食や子供への卵、生卵はいつからあげて大丈夫か調べ、食事での注意点などをまとめました。
赤ちゃんの離乳食や子供に生卵はいつから?
ポイント
- 卵の離乳食、しっかり加熱すれば卵黄は5~6カ月(初期)、卵白は7~8カ月(中期)ぐらいからOK
- 卵で気をつけなければいけないのはアレルギーとサルモネラ菌
- 生卵はサルモネラ菌食中毒対策で2歳まではしっかり加熱、3歳から様子をみて
追記:2019年3月、12年ぶりに厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」が改定されました。
基本これまでの内容を踏襲していますが、いくつか変更点があり本記事に関係する卵で変更があります。
卵の離乳食変更点 厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」2019
- 以前→卵黄(加熱)7~8カ月(中期)、 全卵 9~11カ月(後期)
- 2019→卵黄(加熱)5~6カ月(初期)なれたら初期からためしてみる。全卵 7~8ヶ月離乳食(中期)
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」2019 P34
※卵黄(しっかり加熱です!)は初期からOKとなっていますが、アレルギーにはお気をつけください。
※2019年の厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」改定の内容で必要部分を修正しています。
厚生労働省の資料を参考にしたところ、「2歳以下の乳幼児は生卵を避ける」とあります、2歳以下は半熟や生卵はさけましょう。
卵かけご飯やすき焼きなど少量でも食中毒の危険があるので注意してください。
ということで、0歳、1歳の赤ちゃんは生卵や半熟卵を食べることができません。
生卵に関してはご家庭でマイルールのような感じで食事に取り入れている部分もあるかと思いますが、(賞味期限や火のとおし方など)赤ちゃんや子供には大人の何倍も注意が必要です。
家庭科で習ったような基本の確認ですが、忘れていることもあると思います。
3分ほどで読める内容にまとめています、赤ちゃん子供の安心をいっしょに確認しましょう。
こちらおすすめ記事です( *• ̀ω•́ )b
離乳食で卵はしっかり加熱、卵黄は初期、卵白は中期ぐらいから
こんにちは!おんせんパパです
さくらんぼママです!
1歳を過ぎたおんせん家の娘ちゃんは卵が大好き
うん、幸いなことにアレルギーとかもなくて、卵を使った離乳食をパクパク食べてる!
いつもしっかりと火をとおしてるんだけど、このまえ雑炊を作ってて
そろそろ卵の半熟はいいのかな?
そもそも生卵は?
って思って
そうね、そろそろいいのかな?
サクッと確認:赤ちゃんの離乳食でフレンチトーストは大丈夫?
卵で気をつけなければいけないのはアレルギーとサルモネラ菌
まず、離乳食で卵をあげるときの注意のおさらい
卵を赤ちゃんにあげる時に気をつけるのは以下の2点
- アレルギーがでていないか
- サルモネラ菌による食中毒
卵の離乳食で気をつけること
卵黄
・5~6カ月(離乳食初期)ぐらいから
・一口ぐらいから様子をみて
・しっかりと加熱卵白
・7~8カ月(離乳食中期)
・一口ぐらいから様子をみて
・しっかり加熱卵のアレルギー
アレルギーが出やすい食材です。
はじめてのときは病院に行きやすいよう、スタートは平日の午前中がよいです。
娘ちゃんはしっかり加熱した卵は特にアレルギーとか問題なかったね
厚生労働省の資料から卵、生卵の注意ポイント
うん、となると次に気をつけなければいけないのは食中毒だね
厚生労働省の資料によるサルモネラ食中毒の発生防止のための対策のポイントはこんな感じ
これは大人も気をつけなければいけない
厚生労働省の資料から箇条書きでまとめました。
卵のサルモネラ食中毒発生防止対策のポイント
厚生労働省資料からの引用
サルモネラ菌等による食中毒の防止は、家庭における卵の適切な取扱いが重要 であることから、家庭での購入(きれいで新鮮なものを購入)から、保存(冷蔵庫で保存し、期限表示内に消費)、調理(十分加熱すること、生で使う場合 はひび割れ卵を使用しないこと)、食事(調理後はなるべく早く消費、老人や 乳幼児などは生卵を避ける)等についての注意事項を明記している。
卵によるサルモネラ食中毒の発生防止について 食事
・卵かけご飯、すき焼き、納豆など、卵を生で食べる場合には、破卵(殻が割れている卵)やひび割れ卵(殻にひびがある卵)は使用せず、食べる直前に殻を割るようにしましょう。
・温かく食べる料理は、常に温かく、冷やして食べる料理は、常に冷たくしておきましょう。めやすは、温かい料理は、65℃以上、冷やして食べる料理は10℃以下です。
・十分に加熱しない卵料理は、調理が始まってから2時間以内に食べましょう。また、加熱調理を行った卵料理についても、なるべくはやく消費しましょう。
・老人、2歳以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している人等に対しては、生卵(うずらの卵を含む。)は避け、できる限り、十分加熱した卵料理を提供してください。
厚生労働省の資料では
2歳以下の乳幼児は生卵を避けるとあります。
生卵は3歳からです。
ということは、まだまだ先だね
早めにあげて、万が一ってこともあるし、3歳までのしんぼうだね
うん
生卵はいつから加熱しなければいけないの?
割れていなく適切な保存で賞味期限内であれば生でOK
赤ちゃんには生卵はNGで、3歳ぐらいから生卵はOKになります。では、大人もですが購入してきた生卵はいつから加熱しなければいけないのか調べました。
殻が割れていたり殻にひびがある卵でなければ、パックに書いてある賞味期限は「生食」できるようです。
Q1 卵の賞味期限はどれくらいですか?
A:時期により異なりますが、卵の賞味期限は安心して「生食」できる期限を表示しています。
引用:日本卵業協会 ホームページ Q1 卵の賞味期限はどれくらいですか?Q&A
http://www.nichirankyo.or.jp/qa/hinshitsu.htm
追記:いつから(何歳から)卵を好きになるか
2歳はあまり好きでなく、4歳になり卵、特に半熟卵が大好きに
この記事を書いておかげさまで順調に成長し、子供たちは4歳と2歳になりました。
卵を使った離乳食(火をしっかり通した)を子どもたち二人とも赤ちゃんのときはパクパク食べていました。
しかし、離乳食を卒業後あまり卵を好きではなくなっていたのです。
2歳~3歳の子供はまだ卵料理(火を通したもの)が苦手でした。
しかし4歳になった娘ちゃんは目玉焼きの半熟が大好きになっています。
食が進まない時なども半熟目玉焼きご飯はぺろりと食べてしまい助かります。
小児科の先生から「本能で自分に必要な栄養素をおいしいと感じ好む」と聞いたことがあります。
そういえばおんせんパパの妹のところの甥っ子は小学生になるまえぐらい卵かけご飯ばかり食べていたことを思い出します。
卵には子供の成長に必要な栄養素、タンパク質などがたっぷり含まれているので、トロトロの半熟ぐらいの黄身がおいしく感じると思います。
これは生の卵を体がうけつける年齢になったという事かもしれません。
おんせんパパの今回のポイント!
- 卵はサルモネラ菌食中毒対策で生卵は3歳から
- 2歳まではしっかり加熱してください
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