1歳前後の赤ちゃんが突然発熱したママ必見！突発性発疹かも？症状とは？

朝37度 ⇒昼38度 ⇒夜39度9分と徐々に高熱に
発熱中はママ・パパの心配をよそに機嫌がよい
熱が下がり発疹が出始めるとかなりぐずりだす

突発性発疹　※育育児典より
突発性発疹とは6ヶ月から2歳頃までにみられる「高熱のでる病気」の代表です。3日間ほど38度5分を超える高熱が続きその後発疹が全身に出始め3〜4日でひいていきます。
引用元：山田真 ,毛利子来（2007）,育育児典　病気, p.72〜73, 岩波書店.

熱が高い間は発疹がでないので突発性発疹かの判断はできません、必ず小児科などで先生にみてもらってください。

朝37度 ⇒昼38度 ⇒夜39度9分と徐々に高熱に

こんにちは！おんせんパパです！

さくらんぼママです！

毎月恒例になってる娘ちゃんの発熱記事

＞＞発熱 | 育児奮闘！おんせんパパとさくらんぼママの徒然子育て

今月も40度近い発熱でびっくりしました

何度発熱しても38度を超えた時の体温計は焦るね

どんどん上がっていき39度9分なんて表示されるともう

体温計を疑っちゃうよね（笑）

この突発性発疹は、ほぼ全ての子供がかかるそうです

突発性発疹であれば特に治療の必要はなく自然に治るようですが、判断はつきませんので小児科で見てもらってください

突発性発疹とは？

6ヶ月から2歳ごろまでの子供によくみられる
38度5分を超える高熱が3〜5日続き突然下がる
発熱以外の症状は下痢以外ほとんどない
熱が出ている間はとても機嫌がよい
半日ぐらいかけ胸やお腹、背中から顔手足などに発疹ができ始め3〜4日でひく
発疹が出始めるとかなり機嫌が悪くなる

突発性発疹の回復までの経過

■発熱初日

夜中すこしぐずり、からだが熱く発熱し始める、朝の体温は37度1分、保育園へ登園
その後、38度を超える発熱し39度3分まで上昇、小児科へ
若干下痢気味ではあるが、熱がでてるわりに、機嫌がよく食欲もある
ウイルス検査など行うが特に反応なし
風邪かもと診断される

■2日目

39度5分から最高39度9分の発熱
引き続き機嫌がよいが体温が体温なのでもう再度小児科へ
症状が突発性発疹の可能性があると診断される
処方されたお薬はもしもの時の解熱剤のみ

※あまり心配はないようですが、熱性けいれん（ひきつけ）を起こす場合もあるようです。

■3日目

38度6分と熱が下がり始める
引き続き機嫌はよい

■4日目

熱が36度9分まで下がる
熱が下がったので保育園に登園
保育園での様子は、いつもより少し元気がないとのこと
発疹が背中などに出始める
とても機嫌が悪くなりぐずりだす、食事も機嫌にかなり左右される

■5日目

熱は36度8分
あまり目立たないが全身に発疹がでている
引き続き機嫌がかなり悪い
熱が下がったのでお風呂に入れる、あまり目立たない発疹はお風呂に入れると赤く目立つ

■6日目

食事の時にとても機嫌が悪い、いつも食べるものを受け付けなかったり、何も味付けしていないパンだけをおいしそうに食べるなど、ちょっとまだ本調子ではない

発疹はまだあるもののようやく「治りかけ」ぐらい

■7日目

テンションが高く、食事も普通どおり、機嫌も良くなりました！
発疹もすっかりなくなりました

突発性発疹になったらどうすればいいの？

突発性発疹　自然に治る病気　※育育児典より

突発性発疹は、特に治療の必要はなく自然に治るのが普通です
〜〜中略〜〜〜
突発性発疹の場合40度ぐらいの高熱になることもありますが、赤ちゃんの生命にかかわることはもちろんなく、また脳に障害が起こることもありません。
引用元：突発性発疹　自然に治る病気　山田真 ,毛利子来（2007）,育育児典　病気, p.72〜73, 岩波書店.

ママ・パパはどう対応すればいい？

熱がある時は元気がよく、熱が下がると最高に機嫌が悪い

自然に治る病気ですが、発疹ができ始めると機嫌がとても悪くなります

熱がある時のテンションから全く想像がつかないほど不機嫌になります

さっきまで笑っていたかと思うと、突然ぐずりが止まらなくなったり

ぐずったまま歯を磨いて、、寝た（笑）

たぶん発疹が「かゆい」のね

「かゆみ」に対処している娘ちゃん、ぐずりを大きく受け止めてあげよう

娘ちゃんも頑張ってるんだね、もうじき治るよ

よかった

発熱からちょうど１週間ですっかり回復しました

ママ・パパが子供の熱に対応する練習　※育育児典より
ぼくの診療室ではお母さん、お父さんたちに赤ちゃんが突発性発疹になったときを利用して熱に対応する練習をしてもらうことにしています。
ぼくのように長いこと小児科医をしていますと、熱を出している赤ちゃんをみて「8割がた突発性発疹だな」というふうにわかります。わかったら次のように言います。
「この熱の原因は8割がた突発性発疹です。そうだとすれば熱は3日ぐらい続いたあとひとりでに下がります。それまでハラハラするでしょうが解熱剤を使うのを我慢して熱が自然に下がるのを見届けませんか。
それを一度経験しておくとその後の熱への恐怖感が、うんと少なくなると思いますよ」
そしてほとんどのお母さん、お父さんが同意してくれました。この経験をした後お母さんやお父さんは「子供の発熱は自然に下がるのを待とう」という気持になったようです。
引用元：山田真 ,毛利子来（2007）,育育児典　病気, p.72〜73, 岩波書店.